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作品に関するお知らせ

キネマ旬報社より好評発売中の展覧会「富野由悠季の世界」公式図録が、美連協大賞の「優秀カタログ賞」を受賞しました!
美術館連絡協議会(美連協)は、美術展の企画ならびにカタログの質を高め、学芸員の能力向上を図ることを目的として、美連協主催展および加盟館の自主企画展の中から、優れた展覧会の企画やカタログ、論文を顕彰する美連協大賞を実施しています。中でも「優秀カタログ賞」は、開催館の学芸員が協力して製作した優秀なカタログに贈られています。
「富野由悠季の世界」公式図録は、各美術館の学芸員による豊富な解説のほか、この図録のためだけに新規取材を行った約3万字にもおよぶ富野由悠季監督のロングインタビューも掲載されるなど、大ボリュームの“読める図録”となっています。
展覧会会場のほか、書店やKINEJUN ONLINEでも購入可能なので、この機会にぜひとも手に取ってみてください!
展覧会「富野由悠季の世界」公式図録
価格:4,000円(税抜)
発売日:2019年6月22日(土)
サイズ:B5判
仕様:本文416ページ、オールカラー、カバー装
発売元:キネマ旬報社
ISBN:978-4-87376-468-9
【掲載内容】
○第1部 宇宙にあこがれて
第1章 富野由悠季をかたちづくったもの
・幼少期から大学生までの作品
・虫プロダクションの時代
・フリー絵コンテマンの時代
第2章 それでも生きていかねばならない――初期作品のドラマ展開
『海のトリトン』『勇者ライディーン』『無敵超人ザンボット3』
○第2部 人は変わってゆくのか
第1章 君は生き延びることができるか?
『機動戦士ガンダム』
第2章 コスモスに君と
『伝説巨神イデオン』
○第3部 空と大地の間で逞しく
第1章 命をかけて生きてます――活劇とエンターテインメント
『無敵鋼人ダイターン3』『戦闘メカ ザブングル』『OVERMANキングゲイナー』
第2章 歴史もの、名作もの、時代もの――人間ドラマはジャンルを超えて
『ラ・セーヌの星』『闇夜の時代劇 正体を見る』『しあわせの王子』
○第4部 魂の安息の地は何処に?
第1章 ファンタジー――バイストン・ウェルストーリー
『聖戦士ダンバイン』『ガーゼィの翼』『リーンの翼』
第2章 スペースオペラ――ペンタゴナワールド
『重戦機エルガイム』
○第5部 刻の涙、流れゆくその先へ
第1章 シャアの逆襲は成ったか?――『ガンダム』のシリーズ化と“ニュータイプ”の結末
『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
第2章 家族と戦争
『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』『ブレンパワード』
○第6部 大地への帰還
第1章 刻は未来に進むのか?
『∀ガンダム』
第2章 君の目で確かめろ!!
『ガンダム Gのレコンギスタ』
○その他
・トミノロジー(各学芸員による論考)
・小説家としての富野由悠季
・著書/作詞一覧
・富野由悠季ロングインタビュー
他
なお、展覧会「富野由悠季の世界」は、3月23日(月)まで第3会場となる島根県立石見美術館にて好評開催中。
さらに、4月18日(土)からは、第4会場となる青森県立美術館にて開幕。青森会場では開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」や「劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶」をはじめとした様々なイベントも催されますので、近くに住んでいる人はぜひとも足をお運びください!
青森会場についてはこちらのニュースをご覧ください。
- 無敵超人ザンボット3
- 無敵鋼人ダイターン3
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士ガンダム I
- 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編
- 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編
- 伝説巨神イデオン
- 伝説巨神イデオン 接触篇
- 伝説巨神イデオン 発動篇
- 戦闘メカ ザブングル
- 聖戦士ダンバイン
- 重戦機エルガイム
- 機動戦士Zガンダム
- 機動戦士ガンダムZZ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムF91
- ママは小学4年生
- 機動戦士Vガンダム
- 闇夜の時代劇 老ノ坂/正体を見る
- ブレンパワード
- ∀ガンダム
- ∀ガンダム Ⅰ 地球光
- ∀ガンダム Ⅱ 月光蝶
- OVERMANキングゲイナー
- 機動戦士ZガンダムI 星を継ぐ者
- 機動戦士ZガンダムII 恋人たち
- 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
- リーンの翼
- 劇場版 Gのレコンギスタ

『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」の青森県立美術館での巡回展が、4月18日(土)にスタートします。
会場では、約55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画など約3,000点以上の膨大な展示を展開。
さらに、青森会場の見どころとして、追加展示も実施されます。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに広がる富野ワールド、2020年に放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』のコーナーを拡充し「イデオンノート」の重要箇所を一挙公開するほか、メカの立体作品も多数登場。2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナー「シド・ミード」さんの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のために描かれたスケッチを多数紹介するほか、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からは、「リ・ガズィのダミーバルーン」が原寸大の胸像となって登場します。また、人気声優が製作したロボット模型や有名モデラ―の作品も多数展示されるほか、最後には「エンディング」のコーナーも追加。エンディングの内容はシークレットで、「君の目で確かめろ!」とのことなので、開幕をお楽しみに!
なお、開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」や、劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶、街中連携イベント:富野由悠季監督映画作品上映会といった多彩な関連イベントも実施予定となっています。
前売券は、3月7日(土)から、各プレイガイドおよび美術館ミュージアムショップで販売。
さらに、メール限定での先着順となる限定78枚のプレミアムチケットも同時発売となります。
プレミアムチケットは、期間中何度でも本展への入場が可能となっており、オープニングセレモニーや内覧会、開幕記念対談、劇場版『G-レコ』特別上映会への優先招待などの特典が盛りだくさんなので、ぜひとも手に入れてください。
展覧会「富野由悠季の世界」青森会場開催概要
【会場】
青森県立美術館
(青森県青森市安田字近野185)
【会期】
2020年4月18日(土)~ 6月21日(日)
【開館時間】
2020年4月18日(土)~5月31日(日): 9:30~17:00(入館は16:30まで)
2020年6月1日(月)~6月21日(日) : 9:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】
2020年5月11日(月)、5月25日(月)、6月8日(月)
【観覧料】
一般1,500(1,300)円、高大生1,000(800)円、小中学生無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※コレクション展観覧料は含まれません。
【前売券販売所】
ローソンチケット(Lコード22267)、セブンチケット(セブンコード083-347)、美術館ミュージアムショップ、青森県内各プレイガイド
※前売券は2020年4月17日まで販売
※コンビニ端末で購入された前売券は美術館受付でオリジナルデザインチケットに引換えも可能です。
プレミアムチケットも同時発売:20,000円(税込、限定78枚)
※入場回数無制限、富野監督が来館する各種イベントへの優先招待、展覧会カタログ等グッズ付
※チケットの詳細、購入方法等は下記サイトをご覧ください。
www.aomori-museum.jp
青森展の見どころ
[1]通常の企画展示よりもスペースを広くとり、各種設定、絵コンテ、原画、セル画、映像、イラスト、立体物など約3,000点の膨大な作品、資料で富野由悠季作品の魅力に迫ります。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに富野ワールドが広がります。
[2]今年放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』の展示コーナーを拡充します。富野監督の作劇、演出のアイデアが詰め込まれた「イデオンノート」の重要箇所を一挙に公開。さらにイデオンや重機動メカの立体作品も多数展示いたします。
[3]2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナーであるシド・ミードの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のためにデザインされたモビルスーツのスケッチを多数紹介いたします。
[4]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーンを原寸大の胸像として再現します。モビルスーツの大きさを体感してみてください。
[5]人気声優が製作したロボット模型や、雑誌に掲載された有名モデラーの作品を多数展示いたします。
[6]青森では展示の最後に「エンディング」のコーナーが追加されます。果たして何が展示されるのか…、「君の目で確かめろ!」
関連イベント
1.富野由悠季監督来館!
[1]開幕記念対談「富野由悠季× 樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」
富野由悠季監督と『シン・ゴジラ』(2016 年)、『シン・ウルトラマン』(2021年公開予定)などを手がける樋口真嗣監督のビッグ対談です。
日時:2020年4月18日(土)14:00~15:30(13:30開場)
会場:青森県立美術館シアター
入場無料(ただし企画展のチケットまたは半券が必要となります)
事前申込制(定員100名)申込多数の場合は抽選となります(応募締切は3月31日)
樋口真嗣(ひぐち・しんじ)
1965年9月22日生まれ。東京都新宿区出身。特技監督・映画監督・映像作家・装幀家。
1984年『ゴジラ』にて映画界入り。1995年に『ガメラ大怪獣空中決戦』で特技監督を務め、第19回日本アカデミー賞特別賞を受賞。他に、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなど数多くのヒット映画作品に脚本や画コンテ、イメージボードで参加。主な監督作品は『ローレライ』(2005年)、『日本沈没』(2006年)、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(2008年)、『のぼうの城』(2012年)、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TAITAN』(2015年)、『ひそねとまそたん』(2018年)など。
2016年公開の『シン・ゴジラ』では監督と特技監督を務め、第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞。
監督をつとめる『シン・ウルトラマン』が2021年に公開予定。
[2]劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶
上映作品は5月1日(金)13:00に美術館WEBサイト、ツイッター等で発表します。
日時:2020年6月7日(日)映画上映:13:00~(12:30開場)
会場:青森県立美術館シアター
入場無料(ただし企画展のチケットまたは半券が必要となります)
事前申込制(定員100名)申込多数の場合は抽選となります(応募締切は5月25日)
【申し込み方法】
1. 参加希望イベント名、2. 氏名、3. 住所、4. 電話番号、5. メールアドレスをご記載の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。メール1通につき1イベントの申込みとなります(1通1名様1イベントまで、2通目以降は無効となります)。
申込アドレス:tomino@aomori-museum.jp
2.「めぐりあいJAXA」トーク
富野由悠季監督の描いてきた未来の「宇宙」が、リアルな宇宙開発とどのような関係性を持っているのかを探ります。
日時:2020年5月17日(日)14:00~15:00
トーカー:度會英教(宇宙航空研究開発機構)×澤 隆志(キュレーター)
会場:青森県立美術館企画展示室
入場無料(ただし企画展のチケットが必要となります)
応募不要(参加ご希望の方は当日会場にお集まりください)
3.学芸員によるトーク
[1]企画チーム座談会:「富野由悠季の世界」展の“作り方”と“ここだけの話”
[2]ギャラリートーク:富野由悠季の世界~接触篇
[3]ギャラリートーク:富野由悠季の世界~発動篇
[4]座学:富野由悠季と日本商業アニメーションの歩み
4.街中連携イベント:富野由悠季監督映画作品上映会
会期中にシネマディクト(青森市)とフォーラム八戸(八戸市)にて、富野作品の映画上映会を開催します。上映作品、上映時間等は決定次第、各上映館、美術館のWEBサイトでお知らせいたします。
先着限定78枚「プレミアムチケット」販売概要
【販売期間】
2020年3月7日(土)~6月21日(日)
※ただし、販売数量が78枚に達した時点で、販売終了。
【価格】
20,000円(税込)
販売枚数:78枚(先着順メールのみでの受付)
【特典】
入場回数無制限(期間中何度でも入場できます。)
展覧会公式図録
展覧会開催記念ガンプラ
前売チケット3種(もぎり部分なし)
ちらし2種
展覧会ポスター
オープニングセレモニー、内覧会(4月17日(金))優先招待
開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」(4月18日(土))優先招待
劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶(6月7日(日))優先招待
【申込方法】
青森県立美術館公式サイトよりダウンロードした申込書に必要事項を記入し、下記のメールアドレス宛に送信してください。
「tomino@aomori-museum.jp」
メールの件名には、「富野展プレミアムチケット申込」とお書きください。
※先着順で申込みを受け付け、定数に達し次第販売終了となりますのでその旨ご了承ください。
※原則、申し込み後のキャンセルは不可といたします。
※メールの受信後、10日程度で購入の可否、購入手続き等について連絡をいたします。
【プレミアムチケット受け取り方法】
プレミアムチケットは4月17日(金)以降の引き渡しとなります。
引き渡し場所は青森県立美術館1F総合案内となります。
代金のお支払いは現金のみとなります(クレジットカード等使用不可)。
チケットの他、特典もその場でのお渡しとなります。
受け取りの際にはご本人様を確認できる証明書(運転免許証、マイナンバーカード、写真付学生証、パスポート等)をご提示いただきます。
※本人を確認できる写真付きの証明書がない場合、プレミアムチケットの販売はできません。
【注意事項】
プレミアムチケットは、青森県立美術館でのみ使用できます。
プレミアムチケットは、コレクション展には使えません。
入場に際しては、不正使用防止のため、プレミアムチケットとともに本人確認資料(運転免許証、マイナンバーカード、写真付学生証など)が毎回必要となりますので、ご注意ください。
特典となる各種イベントが開催中止となった場合でも代金の払い戻しはいたしませんので、ご了承ください。
⇒申し込み詳細はこちら
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 第3会場[開催中]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 第4会場 [予定]
青森県立美術館
会期:2020年4月18日(土)~6月21日(日) - 第5会場[予定]
富山県美術館
会期:2020年7月18日(土)~9月6日(日) - 第6会場[予定]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社

島根県立石見美術館(グラントワ内)で好評開催中の展覧会「富野由悠季の世界」で、2月24日(月・休)に開催されたトークショー&ライブ「井荻 麟の世界」のイベントレポートが、公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」に掲載されました!
イベントは、富野監督が「井荻 麟」(いおぎ りん)名義で、自らの作品の主題歌などの作詞も行っていることから、美術館と劇場の複合施設「グラントワ」ならではのスペシャルイベントとして実施されたもの。富野監督に加え、『聖戦士ダンバイン』の「ダンバインとぶ」などを歌うMIQさんと、『∀ガンダム』の「月の繭」などを歌う奥井亜紀さんも登場し、レコーディングを巡るエピソードなど、音楽の観点から「富野由悠季の世界」に迫りました。
ライブも大盛り上がりとなったイベントの模様は、ガンダムインフォをご覧ください。
>>富野由悠季、MIQ、奥井亜紀が登場!島根県立石見美術館 トークショー&ライブ「井荻 麟の世界」イベントレポート(ガンダムインフォ)

【5/26追記】
本展覧会の会期が変更になりました。
変更後会期:2020年8月12日(水)~11月3日(火・祝)
詳しくはこちらをご覧ください。
2018年にフランス・パリのラ・ヴィレットで開催された「MANGA⇔TOKYO」展の凱旋展示「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が2020年7月8日(水)より東京の国立新美術館にて開催されます。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮は、都市〈東京〉の特徴や変化を、鏡のように映し出してきました。本展は、こうした作品と東京の関係を、多数の原画や映像と都市模型でたどります。
本日、展覧会の開催に先立ち記者発表が行われました。
その様子をお届けいたします。
国立新美術館の逢坂恵理子館長(写真・左)は「虚構と現実が相互に影響しあい、織りなされた様子を東京という大都市を舞台に展開して参ります。ハイブリットな体験を通して皆様に実感していただければ幸いです」とコメント。
ゲストキュレーターを務める明治大学の森川嘉一郎准教授(写真・右)は「日本の作品は具体的な場所を舞台にしたものが多く、当然首都・東京を舞台をしたものが多い。ですがただの背景に留まらない作品への相互影響関係が見て取れる。それを展示にしたいという風に考えました」と展示のテーマを語りました。
会場では、巨大東京都市模型と映像を中心に、東京と密接な関係にあるマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品から製作資料や映像など、90以上ものタイトル・500点を超える展示物が2000平方メートルに渡って展開。キャラクターと都市が溶け合う東京を体験できます。
サンライズ作品からは、『機動戦士ガンダム』シリーズ、『SHORT PEACE』より「火要鎮」、『ラブライブ!』シリーズ、『シティーハンター』が登場します。
【展示内容】
■イントロダクション 1/1000巨大東京都市模型
幅約17m、長さ約22mの巨大な東京の都市模型を展示。模型を囲みながら、東京を舞台とするマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品の展示を展開。
©MANGA ⇔ TOKYO Japonismes 2018
■セクション1 破壊と復興の反復
災害などで幾度も破壊されながらもその度に復興を遂げてきた東京の歴史と体験から生まれた作品を展示。
©SHORT PEACE COMMITTEE
■セクション2 東京の日常
・プレ東京としての江戸
・近代化の幕開けからポストモダン都市まで
・世紀末から現在まで
江戸から現在にいたる東京の姿とそこで生きる人々の営みを描いた作品を紹介。
©北条司/NSP 1985
■セクション3 キャラクターvs.都市
作品からたくさんのキャラクターが現実に現れ、都市風景の一部となっている様子を取り上げます。
撮影協力:ダイバーシティ東京 プラザ
©創通・サンライズ
【MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 概要】
会期:
2020年7月8日(水)~9月22日(火・祝)
※毎週火曜休館。ただし7/28、8/4、8/25、9/1、9/22は開館
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:
国立新美術館 企画展示室 2E
(東京都港区六本木7-22-2)
観覧料(税込):
一般 1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※前売り券、団体料金、各種割引あり。詳細は国立新美術館のサイトをご確認ください。
主催:
文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、国立新美術館
展覧会公式サイト:
https://manga-toshi-tokyo.jp/
展覧会公式Twitter:
https://twitter.com/manga_toshi_tyo
巡回予定:
大分県立美術館1階 展示室A
(大分県大分市寿町2-1)
2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日)

島根県立石見美術館にて好評開催中の展覧会「富野由悠季の世界」では、2月23日(日)より新グッズ「トミノインパクトブレード ―生と死、そして愛―」の発売が決定しました!価格は3,900円(税抜)。
「トミノインパクトブレード」は、富野監督作品の印象的なシーンをセレクトしたペンライトで、様々なライブや応援上映に対応できる14色のカラーチェンジが可能。ぜひとも手に入れて、翌日会場で開催されるトークショー&ライブ「井荻 麟の世界」を盛り上げましょう!
なお、本展覧会の島根県立石見美術館での会期は3月23日(月)まで。会場では、プラモデル製作実演「ガンプラをカッコよく仕上げよう!」や、劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」特別上映会&富野由悠季監督によるアフタートークなど、様々な関連プログラムも実施予定となっているので、ぜひともお楽しみに。
トミノインパクトブレード ―生と死、そして愛―
価格:3,900円(税抜)
発売日:2020年2月23日(日)
衝撃の大閃光ブレードが登場!
その副題の通り、富野監督作品の印象的なシーンをセレクトしたペンライトです。
様々なライブや応援上映に対応できる14色のカラーチェンジで、富野ワールド、そして井荻 麟の世界を盛り上げよう!
■島根県立石見美術館 富野由悠季の世界
[会期]前期:2020年1月11日(土)~2月17日(月) 後期:2月19日(水)~3月23日(月)
[開館時間]10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
[休館日]火曜日(2月11日は開館)、2月12日
[会場]展示室D・C
[美術館公式サイト]http://www.grandtoit.jp/museum/

【4/22追記】
本記事の商品3点の発売は延期となりました。詳しくはこちらのニュースをご覧ください。
『機動戦士ガンダム』劇場版三部作の4KリマスターBOXが、6月24日(水)に発売されることが決定しました!
4KリマスターBOXは、4K ULTRA HD Blu-rayとBlu-ray Discからなる6枚組の特装限定版。映像は待望の4Kリマスター化されているほか、音声はガンダムシリーズ初となる「ドルビーアトモス」を採用し、家庭でも大迫力の映像・音声が体感可能です!
特典として、スタッフ陣の撮り下ろしインタビューを収録したドキュメントコレクション(100p予定)が封入されるほか、「オリジナル特報4Kver.」と「予告編4Kver.」も収録。また、特製収納BOX仕様となっています。価格は30,000円(税抜)です。
さらに、本商品を対象店舗にて購入すると、法人共通特典として「機動戦士ガンダム 4Kリマスターシリーズ収納BOX」をプレゼント。この収納BOXには、「機動戦士ガンダム 劇場版三部作 4KリマスターBOX」に加え、2018年に期間限定版として発売された「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 4KリマスターBOX」と「機動戦士ガンダムF91 4KリマスターBOX」の3タイトルを収納できます。
デザインは、商品ごと・対象店舗グループに応じて異なる全2種。なくなり次第終了となりますので、ご予約はお早めに!
詳細は特設サイトをご覧ください。

ガンダムのマンホール蓋がデザインされた「マンホールカード特別版」が、3月9日(月)から、東京・稲城市の「いなぎ発信基地ペアテラス」で配布されることが決定しました!
マンホールカードは、下水道広報プラットフォーム(GKP)と全国の地方公共団体が発行するコレクションカード。世界に誇る文化物である日本のマンホール蓋を人々へ楽しく伝えるとともに、下水道への理解・関心を深めることを目的としています。
今回発行される「マンホールカード特別版」は、東京都が区市町村と連携し設置に取り組んでいる、アニメ・マンガ・ご当地キャラクターなどを活用したデザインマンホール蓋がカードとなったもので、通常発行されているマンホールカードと異なり、背景色がゴールドとなっています。
稲城市へ足を運んだ際は、ぜひ手に入れてください!
なお、稲城市では、3月13日(金)まで「デザインマンホールフォトラリー」を開催中です。こちらもお見逃しなく。詳細は稲城市ホームページのデザインマンホール蓋ページをご覧ください。

1月11日(土)より島根県立石見美術館で好評開催中の「富野由悠季の世界」巡回展。
その初日を飾る記念イベントとして「元気のGはグラントワのG!富野由悠季×山根公利、島根で語る」が行われました。
イベントには、富野由悠季監督と『OVERMAN キングゲイナー』、『Gのレコンギスタ』等に参加したメカデザイナー・山根公利さんが登壇し、島根という土地が生み出すデザインやクリエイションについて、語りました。
アニメーション制作会社の多い東京都を離れ、現在は地元である島根県に住む山根さん。
富野監督は山根さんの描く線の確かさと独創性は、個人的な能力だけではなく、土地の力="地力"(じりき)が土壌になっているとし、
「人間というのは体の中に地域、土地の力を反映させている部分があるんだろう。生まれたときから持たされていたとか、育っていく上で身につけた空気感、地域でのものの考え方を、好き嫌い関係なく体に身に付けているものなんだろうと思います。それが東京に出てきたために削ぎ落とされて、才能だけで仕事をする人をいっぱい見てきた。能力がフラットになってクリエイティビティが無くなっていく」と実際の経験を語ると、
山根さんも「1990年代の終わり頃にアニメの企画もオリジナリティを失ってきて、周囲もマンネリになっていた印象があったんです。"地力"を一度確認するために島根に戻ってみるという選択肢もありかな、と思ったんです。もう一つはインターネット、メールの普及ですね。科学技術を利用するのもメカデザイナーの役目ではないかと思いまして」
と、"地力"の存在を語りました。
メカをデザインする過程で、富野監督と山根さんは、ほとんど打ち合わせをしないとの事。
富野監督は、
「山根さん相手にはラフも出さないで、お願いすると勝手に送られてくる。細かいリテークは出しません。出せないんです。山根ラインの持っているメカの雰囲気は固有なものがあるので、うかつな線の改変は要求できないんです。
山根デザインには、東京慣れした、その時の流行りを取り込んでニュートラルに描いた感じが無いんです。全直しかOKかしか無い。
島根という所は世界中でもここしかない。絶対的に固有なものです。小賢しい知恵を持った人は国をかなぐり捨てるんですが、その瞬間、無国籍人になってしまうくらい固有なものを無くしてしまう。
皆さんは土着性をマイナスに捕らえていただきたくない。それぞれの土地に固有の匂いを作品に封じ込めていく努力をしていただきたい」
と、その土地で育まれる感性の重要性を語りました。
そして山根さんは、自身と同じく島根県出身の石見美術館の澄川喜一館長とのエピソードを紹介。
「澄川さんはスカイツリーのデザインなど『反り』を得意とされています。
その『反り』のセンスが好きでお話できて光栄だったのですが、『カウボーイビバップ』のソードフィッシュIIをご覧になって、『感性が似ている』と褒めていただいて嬉しかったです。ルーツを考えた時に、石見には、たたら製鉄の文化があるので刀の『反り』に根源的な何かがあるのかなと」と言うと、富野監督も「それは絶対ある」と太鼓判を押していました。
続いて話題は、現在劇場版が公開中の『Gのレコンギスタ』へ。
「今の『ガンダム』で誤解されている事を解き明かしていくために、作らなくてはいけない!と思って作りました。なので『ガンダム』のつもりで観た人には理解不能と言われました。
ものの表現というのは、根本的な所で何を押さえているのか、何を考えているのか、を見抜く能力が鑑賞者にも必要になってくる。だけれども、アニメに理解力は必要なのか?というと基本的には不要で、観て楽しければ良いのであって、その上で気になることは思い出して欲しいな、という作り方をしています。
『機動戦士ガンダム』は、アニメでもちょっとだけ本物っぽい話が作れるかもしれない、という事だけでやった。『ガンダム』の時代は終わって、アニメも新しい時代に入ってきて、"地力"のついたメッセージを持った作品を作らなければと思っています」
と、『G-レコ』を新しいアニメとして制作している意気込みを語りました。
展覧会「富野由悠季の世界」の島根県立石見美術館での会期は、3月23日(月)まで。
今回のトークショーの他にも様々なイベントがありますので、ぜひともお越し下さい!
▲山根さんがデザインした中で印象に残っているメカは?という質問に山根さんは『OVERMAN キングゲイナー』の「バッハクロン」が気に入っていると回答。
「シルエット・マンモス」という言葉からマンモスをイメージしたデザインに、「全体を囲むラインの強固さが見事に一つの形を作っているなと思います。使用用途がはっきり分かる」と富野監督。
▲今回の対談のために山根さん自ら3日ほどかけて制作してきた「アディゴ(『伝説巨神イデオン』)」のジオラマ!
「アディゴ」は富野監督自身ががラフデザインを描いています。
「完成度が高くてコクピットの位置が絶妙。機首の先端に人が乗っているので、メカの巨大感をひと目で演出しているデザイン」 と山根さん。
▲島根会場の物販コーナーでは、地元の老舗和菓子店「三松堂」とのコラボ商品で、シャア専用焼印が押された「シャア専用源氏小巻」が販売されています。数量限定!

『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」。
島根県立石見美術館での巡回展が、明日1月11日(土)よりスタートします。
会場では55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画などを多数展示。
島根会場では他の会場では展示されない資料も特別公開されます。
展覧会の関連イベントとして2月に開催されるトークショー&ライブ「井荻麟の世界」にあわせて、展示でも作詞家「井荻 麟」にクローズアップし、直筆原稿を展示。「哀 戦士」では最終稿だけではなく第3稿も展示しているので推敲の過程が見られます。
また、島根県在住のメカデザイナー・山根公利さんの『OVERMAN キングゲイナー』『リング・オブ・ガンダム』『Gのレコンギスタ』のメカデザイン画を展示。こちらも完成稿に至るまでの過程を見ることが出来ます。
さらに、山根さん自ら制作したプラモデルも登場します!
開幕前日となる本日1月10日(金)には、開会式を実施。
富野由悠季監督、山本浩章 益田市長、島根県立石見美術館 澄川喜一館長、島根県立石見美術館 川西由里学芸員が登壇し、挨拶をしました。
益田市 山本浩章市長
島根県立石見美術館は常にユニークな企画展を開催しておりますが、とりわけ興味深い企画展となっております。子供の頃に観たアニメの主人公がそのまま出てくるような企画展ですので、ぜひ全国からたくさんの方々に来て欲しいです。
全国で6箇所開催する中で色々とテーマごとに展示もされる事になっておりますので、この後どういった編成で会場を飾っていくのかも興味津々です。
島根県立石見美術館 澄川喜一館長
出品されている作品が約3,000点あります。とても1回では見きれないびっくりするような展示です。3回くらいおいでいただいて…楽しんで、親しんでいただければと思います。
富野由悠季監督
今回の展示を見せてもらってびっくりする事がありました。
展示されているものは(福岡会場・兵庫会場と)ほとんど同じなんです。しかし3館とも富野由悠季の世界の触れ方が全然違います。それぞれの美術館の持っている力とそれぞれの学芸員の方たちのインテリジェンスのありようがこういう風に現れる。
意味を読み取ってくれている子どもたちが、次のクリエイティブな作業をやってくれる機会になってくれるんじゃないかと思いました。
今回の展示では初めて具体的にトミノワールドの質量が見えた驚きを感じました。塊が見えました。展示に協力してくれた色んな人たちのざわめきみたいなのが形に、塊になっている。
2回目来なくても構いません(笑)が、質量に引っかかった子たちはきっと見に来るだろうと思います。
つまり、この後3館はもっと頑張れと(笑)。でも恐らくそれは大丈夫かと思うのは、これまでの3館もそれぞれ地方色、地面の力があって魅せていくものがあるだろうと感じたからです。今回を契機に追っかけて見ていただけると勉強になると思います。
担当学芸員 川西由里学芸員
富野監督の作品は単に楽しいだけではなく、美術の様々なアーティストや宇宙開発に携わる方の中には自分の道を志すきっかけを、監督の作品から貰ったという方も多いと思います。
私も環境、食料、戦争の事を自然に考えるきっかけを子供心にいただいたように思っておりますので、これからの子どもたちにも見ていただきたいと思います。
監督は2回目は来なくていいとおっしゃってましたけども(笑)少し展示替えがございますので、前期・後期とお越し下さい。
島根県立石見美術館での会期は、3月23日(月)まで。トークショー&ライブ「井荻麟の世界」のほか、劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」特別上映会&富野由悠季監督によるアフタートークなど、様々なイベントも実施予定となっていますので、ぜひお越し下さい。
展覧会はその後、青森、富山、静岡を巡回します。
■島根県立石見美術館 富野由悠季の世界
[会期]前期:2020年1月11日(土)~2月17日(月) 後期:2月19日(水)~3月23日(月)
[開館時間]10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
[休館日]火曜日(2月11日は開館)、2月12日
[会場]展示室D・C
[美術館公式サイト]http://www.grandtoit.jp/museum/

1月17日(金)に名古屋・ミッドランドスクエアシネマで開催される「『機動戦士ガンダム』劇場版三部作 オールナイト上映」のチケットが、明日1月11日(土)より販売されます!
オールナイト上映は、「ガンダム映像新体験TOUR」の1つとして、ドルビーのプレミアムシネマフォーマット「DOLBY CINEMA™」で実施。
『機動戦士ガンダム』の劇場版三部作は、4K HDRリマスター&イマーシブサラウンド リミックスし、日本のアニメとして初めて(2019年7月26日時点)「DOLBY CINEMA™」フォーマットで上映されます。
『ガンダム』の世界観に入り込んでしまったかのような究極の没入感をぜひとも体験してくださいね!
■『機動戦士ガンダム』劇場版三部作 オールナイト上映
【上映作品】
・劇場版『機動戦士ガンダムI』
・劇場版『機動戦士ガンダムII 哀・戦士』
・劇場版『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』
【開催日時】
2020年1月17日(金)21:00開演
(1月18日(土)4:50 終了予定)
【実施上映館】
ミッドランドスクエアシネマ
(名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア5階)
【料金】
5,500円(税込・全席指定)
■チケット販売
<PC・スマートフォン>
2019年1月11日(土)0:00~(=1月10日(金)24:00)販売開始
<劇場窓口>
2019年1月11日(土)劇場オープン~
※【PC・スマートフォン】販売で完売した場合は、翌朝の【劇場窓口】での販売はございません。
※インターネットでご購入の場合は、クレジット決済またはキャリア決済のみのお支払いとなります。(インターネットでのご購入には現金でお支払いできません。)
※AM2:00~6:00の間は、システムメンテナンスのため、PV・スマートフォン販売は休止します。
※インターネットでご購入の場合は、ご購入後、購入確認メールが配信されます。ドメイン指定受信、アドレス指定受信を設定されている方は、お手数ですが購入前に設定の変更をお願いします。
ドメイン指定受信の場合: @online-midland-sq-cinema.jp
アドレス指定受信の場合:ticket@online-midland-sq-cinema.jp
▼チケットの購入につきましてはこちらをご確認ください。
ミッドランドスクエアシネマ:http://www.midland-sq-cinema.jp/topics_detail/989
また、入場者プレゼントとして「クリアファイル」も配布されますので、あわせてチェックしてくださいね。
「ガンダム映像新体験TOUR」公式サイト