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第63回日本SF大会 かまこん「ダーティペアTV放送40周年上映会」イベントレポート
TVアニメ『ダーティペア』放送40周年を記念した企画として、8月31日(日)に第63回日本SF大会かまこんにて『ダーティペア 謀略の005便』の上映と原作者の高千穂遙さんとSF作家の新井素子さんのトークが行われました。
上映を見終わった新井さんの「楽しかったです」の一言でトークがスタート
高千穂さんは、TV版ではもうほとんど任せっぱなしだったけどこれはOVAだから、ダイアローグ・セリフだけ、全体は触らないと約束していたとのこと。
高千穂さんの「ダーティペアだから、星一つくらいは消してよと思っている」
という発言に新井さんが「ダーティペアは出動しない方が被害がずっと少ないじゃん、解決しない方が人権被害が少ない」と返すと、高千穂さんは「WWWAのコンピュータは事件を解決するという目的のために設定されているのです」
そして今日の上映作品について「これはちょっと生ぬるいよ。あれではダーティペアの悪名が轟かない。30万人くらい道ずれにして…。」と、話がだんだん物騒なほうに進んでいきました。
未見の方もいると思いますので、この作品の内容が気になる方はぜひご覧ください。
アニメのキャラクターデザインが小説版と違って安彦良和さんではなくなったのは、「安彦さんに作画監督は出来ないと言われて、サンライズが土器手君の絵を持ってきた。土器手君は当時『うる星やつら』とかをやっていて彼の絵なら描きやすいというアニメーターが多かった」のが理由だったことも話されました。
最後に高千穂さんから北千住マルイで開催される「TVアニメ『ダーティペア』40周年記念展」について、アニメに関する色々なものを展示するという告知もあり、お二人のトークは終了。
最後に会場にいた宮武一貴さんも登場して、一言挨拶されました。
TVアニメ『ダーティペア』40周年記念展
会期:2025年10月10日(金)~ 2025年11月3日(月・祝)
会場:北千住マルイ 7F イベントスペース(東京都足立区千住3丁目92 ミルディスI 番館)
主催:株式会社バンダイナムコフイルムワークス/株式会社エニー
日時指定・前売入場券 :1,800円(税込)
一般・ 当日入場券 :2,100円(税込)
※詳細はTVアニメ『ダーティペア』40周年展(https://www.sunrise-world.net/event/010.php)でご確認ください。