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2025.07.01

「日本の巨大ロボット群像」福島県・いわき市立美術館にて開催!

福岡会場を皮切りに各地を巡回し、好評を博してきた「日本の巨大ロボット群像 -巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が、6月28日(土)に福島県いわき市のいわき市立美術館で開幕しました。
 


1963年のテレビアニメ『鉄人28号』放映から60年を超えて開催される本展覧会は、日本で脈々と制作されてきた巨大ロボットアニメのデザインとその映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない内容。福島会場は、福岡、神奈川、香川、京都、東京、愛知に続く7会場目となります。

開会式では安藤靖雄いわき副市長の挨拶後に副市長や美術館館長、地元の中学校の美術部の部長などによるテープカットが行われたのち、来場者は監修者の山口洋三さんや企画者の五十嵐浩司さんの解説を聞きながら観覧していました。
 


各地にある実物大ロボットの映像や年代ごとの『鉄人28号』の変遷から「多様なメカニズムが花開いた昭和の黄金期」のコーナー。
パワードスーツや宮武一貴さんがこの展覧会のために描き起こした巨大な絵画など見どころ満載です。

設定に従い18mで床に描かれた『機動戦士ガンダム』の「RX-78 ガンダム」が登場。ガンダムの上を歩きながら『機動戦士ガンダム』の第1話を使用したセル・アニメーションの構造展示や、ガンダムのデザインの変遷を観ることができます。
ビーム・ライフルとシールドの描かれた壁面の向かい側には、実寸大の『戦闘メカ ザブングル』のザブングルの足とウォーカーマシンや『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグなどがあり、それぞれの大きさをより体感できる展示になっています。

 


また、実物大の『太陽の牙ダグラム』のコンバットアーマーのコクピットや幼いころにワクワクした内部図解、「合体」「変形」プロセスを見せる映像や設定を使用した解説など、メカニズムの魅力を感じることができる展示も必見です。
 


各地で開催されていた「日本の巨大ロボット群像」もいわき市立美術館が最終会場となります。未見の方はぜひ足をお運びください。
 

日本の巨大ロボット群像
【開催日時】2025年6月28日(土)~8月24日(日)
【休館日】 月曜日(ただし、7月21日、8月11日は開館)、7月22日
【会館時間】9時30分〜17時(最終入場16時30分)
※7月・8月の毎週金曜日は20時まで開館(19時30分最終入場)
【アクセス】https://www.city.iwaki.lg.jp/www/contents/1001000005269/index.html
【会場】 いわき市立美術館 (福島県いわき市平字堂根町4-4)


■観覧料
・一般 … 1,200円(税込)
・高・高専・大生 … 600円(税込)
・小・中生 … 400円(税込)

※詳細はいわき市美術館公式HPでご確認ください。
https://www.city.iwaki.lg.jp/www/genre/1444022369394/index.html